地下鉄のUDを探検!

駅構内の誘導ブロック
目の不自由な人が安全に安心して利用できるように、誘導ブロックが設置されているよ。また、車いすやベビーカーを利用している人がスムーズに通れるように、誘導ブロックの間にはすき間がつくられているんだ。

ホームと電車のすき間
地下鉄七隈線は、ホームと電車の段差やすき間がせまいから、ベビーカーや車いすを利用している人も安心して乗り降りできるよ。空港線や箱崎線では、駅係員が渡り板を使って、安全に乗り降りするためのお手伝いをしているよ。

ホームドア
ホームドアは、線路とホームの間に設置されていて、電車が到着すると開く仕組みだから、誤って線路に落ちる心配がないよ。地下鉄を安全に利用するための仕組みなんだ。

ゆずり合いの気持ち
地下鉄やバスなどの乗り物はたくさんの人が使うから、みんなが気持ちよく過ごせるように、ゆずり合いの気持ちが大切だよ。立っているのが大変そうな人がいたら席をゆずったり、車いすやベビーカーを利用している人がいたらスペースを空けたり、相手のことを考えて思いやりのある行動ができたらいいね。

地下鉄の車両
地下鉄の車両には、さまざまなユニバーサルデザインがあるよ。例えば、新しい車両では、座席を高くして立ち座りしやすくしたり、耳が不自由な人がドアの開け閉めのタイミングを確認できるランプを設置したりしているんだ。みんなも車両の中でユニバーサルデザインを探してみてね。

駅係員さんによるサポート
地下鉄に不慣れな人への乗車案内や、車いす利用者の乗り降りのお手伝いなど、地下鉄を快適に利用してもらうために、駅係員さんがさまざまなお手伝いをしているよ。

駅のナンバリング
福岡市の地下鉄の駅には、路線の頭文字のアルファベットと数字を組み合わせた「駅のナンバリング」がついているよ。海外から来た旅行者や、初めて福岡市の地下鉄に乗る人でも、目的の駅や乗りかえの駅がわかりやすいように工夫されているんだ。

幅の広い改札
改札の幅が広いと、車いすやベビーカーを利用している人、大きな荷物を持っている人もスムーズに通れるね。

乗降位置・所要時間の案内図
各駅のホームには、降りる駅でスムーズに移動できるように、エレベーターやエスカレーターの位置や、各駅までの移動にかかる時間を書いた案内図が表示されているよ。

行先案内サイン
エレベーターの位置や地上の目的地などを大きな文字やピクトグラムを使ってわかりやすく表示しているよ。外国語での表記も行っているよ。

外国語対応
地下鉄を利用する外国人のために、窓口やサービスセンターでは、外国語での対応を行っているよ。さらに、きっぷうりばの券売機は日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語に対応しているんだ。
点字運賃表
きっぷうりばには、目が不自由な人のために点字運賃表があるよ。行きたい駅まで、いくらで電車に乗れるかが、点字を読んでわかるようになっているんだ。

エレベーターの優先利用案内
「優先レーン」と「おもいやりレーン」をつくって、優先レーンに並んでいる人からエレベーターに入れるように案内しているよ。大きなピクトグラムで優先利用がわかりやすく伝わるようにしたり、ボタンを左右の低い位置に付けて、誰でも押しやすくしたりと、みんなにとって使いやすい工夫がされているんだ。エレベーターを使うときは、車いすやベビーカーを利用している人など、エレベーターが必要な人を優先しようね。

きっぷうりば
車いすを利用している人や小さな子どもが使いやすいように、ボタンやコインの投入口が低い位置にあって、券売機に近づくために足を入れやすいスペースがつくられているよ。そして、目の不自由な人のために、点字で表示された券売機や運賃表もあるよ。

バリアフリートイレ
車いすを使っている人や病気やけがなどでお腹に排せつのための道をつくり、そこから排せつをする人(オストメイト)、赤ちゃんや子ども連れの人なども使いやすいように、広さや設備が工夫されたトイレだよ。
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さわって分かる触知図
地下鉄のすべての駅には、目の不自由な人のために、駅構内や乗り場の位置をさわって確認できる触知図が設置されていて、近づくと音声で触知図の場所を知らせてくれるよ。

音声案内
情報量の多い駅で、目の不自由な人が迷うことなく移動できるように、出入口やトイレ、エレベーター、改札口、きっぷうりばの位置などをお知らせする音声案内が設置されているよ。